ご挨拶
第20回日本神経麻酔集中治療学会
会長森本 裕二(北海道大学大学院医学研究科麻酔・周術期医学分野)
この度、第20 回日本神経麻酔集中治療学会を平成28 年7 月15 日(金)、16 日(土)の2 日間、ホテルオークラ札幌、北海道大学学術交流会館で開催致します。
今回のメインテーマは「神経麻酔の基本を見直す」ということにし、脳波、誘発電位、脳酸素飽和度モニターなどについて改めて基本から学べる教育セミナーを企画しております。これから神経麻酔を学ぼうという若手の勉強の機会に加えて、エキスパートの方々の知識の再整理にもなることを期待しています。また、特別講演として北海道大学獣医学研究科・環境獣医科学講座・野生動物学教室 坪田 敏男教授からクマの冬眠について、北海道大学遺伝子制御研究所 分子神経免疫学分野 村上 正晃教授からは神経炎症についてご講演を賜る予定で、神経領域の最先端のお話も拝聴できるものと思います。
昨今の社会情勢を汲んで、今回はイブニングセミナーとランチョンセミナーは廃止しました。また、華美な企画等は行わず、アットホームな雰囲気で粛々と学問に興じるという学会にしていきたいと考えております。イブニングセミナーのかわりには優秀演題セッションを設け、その中で最優秀演題を決定する予定です。演題は公募いたしますので、是非ふるって応募してください。
7月は、北海道で最もさわやかで観光に適した時期です。学会のあとは、幸い連休となります。皆様のご参加を心からお待ちしております。